採点や集計が効率化できるシステム

入学試験でおなじみ

マークシートとは、塗りつぶす箇所が用意されており、そこを鉛筆などで塗りつぶして回答を行う形式の用紙になります。現在では、様々な場面でマークシートが使われていますから、マークシートがどんなものだかわからないという人はあまりいないと思います。マークシートがよく使われるのは、試験の解答用紙になります。試験では、数字を選択して正答を選ぶ問題がありますが、このような多肢選択式の問題の解答用紙としては、マークシートが適しています。入学試験のほか、資格試験、検定試験などでも幅広くマークシートが使われています。アンケート用紙にもマークシートがよく利用されます。アンケートでもやはり数字を選択して回答することが多くなりますから、マークシートを使うと集計が効率的にできます。その他に、競馬の馬券を購入するときやロト6などの宝くじを購入するときにもマークシートが使われます。

アメリカ発祥のシステム

マークシートが開発されたのは、アメリカでのことになります。1930年代にアメリカの高校教師や大学教授によって解答用紙につけたマークを機械で読み取って採点するシステムが開発され、IBMから自動採点装置として販売されました。その後、この自動採点装置の技術は、アメリカの大学進学適性試験であるSATや、国際的な英語の試験であるTOEIC、TOEFLなどで利用されるようになりました。日本では、1979年に開始した大学共通第1次学力試験(共通一次)でマークシートが採用されたことで、マークシートが注目されるようになりました。共通一次は1990年に大学入試センター試験と改称され、現在に至るまでマークシート式の試験が行われています。近年、マークシートは入学試験や資格試験などの大規模な試験のみならず、高校や大学の定期試験、塾や予備校での試験などでも頻繁に使われるようになっています。企業でも、ストレスチェックなどでマークシートが採用されています。