短答式試験でマークシートを採用

新司法試験で形式が変わった

マークシートは、数々の資格試験でも採用されています。たとえば、司法試験でもマークシート式の試験があります。司法試験とは、合格すれば裁判官、検察官、弁護士といういわゆる法曹になるための資格が与えられる試験になります。司法試験については、2000年代に入ってから制度の改正があり、以前とは試験体系が変わりました。旧司法試験は誰でも受験できましたが、現在の司法試験の受験資格は、法科大学院課程を修了した人もしくは司法試験予備試験に合格した人のどちらかになります。司法試験には、短答式試験と論文式試験があります。このうち、短答式試験がマークシート式の試験となっています。短答式試験は、憲法(20~25問)、民法(30~38問)、刑法(20~25問)の3科目となっており、憲法と刑法がそれぞれ50点満点、民法が75点満点となっています。時間は、憲法が50分、民法が75分、刑法が50分となっています。

長方形タイプのマークシート

司法試験の短答式試験で使われるマークシートは、塗りつぶす箇所が縦に長い長方形タイプのものになります。他の資格試験や入学試験では塗りつぶす箇所が楕円形タイプのものが多いですから、慣れていない人は戸惑うかもしれません。長方形タイプの場合には、長方形の中を塗りつぶさなければならず、縦に線を引くだけではNGです。また、正しい番号にレ点を付けたり、番号を○で囲んだりしてもきちんとした解答とはみなされませんから要注意です。司法試験の答案用紙には、正しいマーク例が記載されていますから、それを参考にしましょう。と言っても、試験本番ではマーク例を参照している時間はありません。司法試験を受験するなら、あらかじめどんなマークシートなのかを確認しておきましょう。司法試験は、マークシート式の試験でどんなに点数が良くても、論文式試験の点数が悪ければ合格しません。マークシートだけでなく、総合的な試験対策をしっかり行う必要があります。

法務省:司法試験